陶ボタン工房 Atelier Linkのボタンが入荷しました。
- wool and
- 2017年11月28日
- 読了時間: 2分

陶ボタン工房Atelier Link のボタンを AND WOOLにて販売が始まりました。
「装う陶器」として、陶芸の工程を積み重ねひとつずつ丁寧に手作りされたボタンたち。
一つ一つのボタンの名前も 作家の若山様の人柄が伝わるような とっても詩的な名前です。
現在 オンラインショップでのお取り扱いがはじまったのはこちらのボタンたち。
「兎の斑(うのふ)」
「兎の斑」は磁器土に掛けた釉薬の種類の名前から取っています。Atelier Linkの白い陶ボタンの中でも生成(きなり)に近い白が特徴のボタンです。このボタンは白い生地やニットにつけることで生地の白さが引き立ちます。また、そのナチュラルな白さはリネンやオーガニックコットンとも相性がよくて人気のボタンです。
「土星」
赤土に鉄系の釉薬を掛けた陶ボタンです。ボタンの周囲が黒っぽくみえるのを土星の輪に見立ててこの名前をつけました。赤いニットのカーディガンなどにいかがでしょう。白い洋服に合わせるのも面白いと思います。
「マットグレー」
白い磁器土と黒泥という黒い土をブレンドして作ったグレーのボタンです。釉薬はマット(つや消し)の透明釉をかけています。シンプルなグレーでいろんな素材や生地に馴染みやすいボタンです。
「ペルシャン」
磁器土にペルシャンブルーの釉薬をかけた陶ボタンです。淡い緑に近いブルーが特徴です。特にサイズの大きいペルシャンは「貫入」が入ることがあります。「貫入」とは窯の中で焼成した陶器が冷める過程で、釉薬のガラス質と粘土との冷める早さにギャップによって生じるひびのような模様で、ボタン本体のひび割れではありません。焼成を終えて窯が冷めるとき耳をすますと、窯の中から「チリンチリン」という高い澄んだ音が聞こえてきますが、これが貫入の入る音です。
「無患子(むくろじ)」
黒い無患子の木の実をイメージしてこの名前をつけました。無患子は羽根つきの羽根の重りや数珠に使われいる黒い実です。その堅さ、丈夫さから、日本では昔から子どもの無病息災を守る実として珍重されています。「無患子は三年洗っても黒い」という言い伝えもあって、人の生まれもった本性は容易には変わらないことを意味しているそうです。
ほかの色も入荷しているので、準備ができしだいオンラインショップにてご紹介します。
よろしく御願いします。
AND WOOL
www.andwool.com